
2019年5月1日よりいよいよ新元号「令和」の時代がスタートしますね。
天皇生前退位や新天皇誕生などを一番近くで見守り、記事にして私たちに発信してくれるのが皇室ジャーナリスト(皇室評論家)と呼ばれる人たちです。
この記事では今現在活躍されている日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家)8人のプロフィールや今までの経歴、仕事内容をまとめていきます。
日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家)8人
皇室ジャーナリスト(皇室評論家)とは皇室・皇族を主題として評論する評論家のことを言います。
今現在日本で活躍している皇室ジャーナリストの8人が下記になります。
1人1人のプロフィールと今までの経歴、仕事内容を詳しく解説していきます。
日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家) ①久能靖
生年月日: 1936年2月13日 (年齢 83歳)
出身: 千葉県
出身大学:東京大学文学部
所属事務所: フリー
メディア出演歴:
・皇室日記
・6時です!4チャンネル
・ルンルンあさ6生情報
・NNNニュースプラス1
・ NNN日曜夕刊
・午後は○○おもいッきりテレビ
・ザ・ワイドNEWS撮って出し
・びービーみつばち
・TSB NEWS 報道ゲンバ
久能靖さんは元日本テレビのアナウンサーです。
アナウンサー時代はニュース、スポーツ、舞台中継などを担当されていました。1972年には連合赤軍浅間山荘事件で長時間にわたって実況報道を担当したという大きな経歴もあります。
1990年にフリーの記者になり長野県に移住、その後皇室を中心とするジャーナリストとして活動しています。
1996年~2009年まで日本テレビ系「皇室日記」の番組のキャスターを務めており、皇室の情報に精通しているうちの1人です。
『日本の皇室 なぜ、菊の御紋なの?』
『知られざる皇室 伝統行事から宮内庁の仕事まで』
『カラー図説 天皇の祈りと宮中祭祀』
『皇宮警察』
『知っているようで知らない「日本の皇室」がわかる本』
日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家) ②高清水有子
生年月日: 1961年6月25日 (年齢 57歳)
出身: 青森県
出身大学:弘前大学医療技術短期大学
所属事務所: フリー
メディア出演歴:
・桜プロジェクト
・ザ・ワイド
・ごくらく生テレビ
・キャッチ
・スクランブル3
・こんにちは2時
・マネー情報
高清水有子さんは講演家兼皇室ジャーナリストです。
秋篠宮家と親交が深く、長く秋篠宮家を中心に皇室の取材を行っています。
自身の著書も『秋篠宮さまと紀子さまの愛の十二章』『紀子さまの育児日記』『悠仁さまへ 秋篠宮家に受け継がれる愛の系譜』『美智子さまと清子さま 平成の皇室を支えた母娘の愛情物語』と全て秋篠宮家の題材を扱ったものです。


自身の講演では皇室に関する事以外にも育児や教育など女性ならではの視点で発信をされています。
『秋篠宮さまと紀子さまの愛の十二章』
『紀子さまの育児日記』
『悠仁さまへ 秋篠宮家に受け継がれる愛の系譜』
『美智子さまと清子さま 平成の皇室を支えた母娘の愛情物語』
日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家) ③山下晋司
生年月日: 1948年11月7日 (年齢 71歳)
出身: 大阪府
出身大学:関西大学
所属事務所: フリー
メディア出演歴:
・ビートたけしのTVタックル
・皇室の窓スペシャル
山下真治さんは元宮内庁職員です。
宮内庁時代には宮内記者会など報道機関対応をする報道室などに勤務されており、昭和天皇の崩御・大喪の礼、天皇陛下の即位の礼・大嘗祭、秋篠宮殿下のご結婚、皇太子殿下のご結婚などの各行事を報道担当として経験しています。
その後独立してタイムリーダージャパン株式会社を設立、そこで「皇室手帖」編集長を務めました。
今現在はBSジャパン『皇室の窓』の監修や各種メディアで皇室についての解説や文章の寄稿等を行っています。
『天皇家と悠仁親王殿下 10年のあゆみ』
『美智子さま 100の言葉』
日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家) ④竹田恒泰
生年月日: 1975年10月24日 (年齢 43歳)
出身: 東京都
出身大学:慶應義塾大学
所属事務所: フリー
メディア出演歴:
・そこまで言って委員会NP
・ニホンノナカミ
・ゴゴスマ 〜GO GO!Smile!〜
・真相深入り!虎ノ門ニュース
その他多数


竹田宮家の末裔として一時期テレビに出まくっていた竹田恒泰さん。
日本オリンピック委員会会長の竹田恒和のお子さんという事、元彼女は歌手の華原朋美さんなど自身の活動以外でも注目を浴びる事が多い方です。
2006年の著書『語られなかった皇族たちの真実』で山本七平賞を受賞し、皇位継承問題における「女系天皇容認論」に反対を表明したことで皇族評論家として注目を集めました。
その後も、皇室や日本史関連の書籍を相次いで執筆しておりメディア露出が最も多い皇族ジャーナリストの1人です。
『語られなかった皇族たちの真実 若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」』
『旧皇族が語る天皇の日本史』
『天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか 変わらぬ皇統の重み』
『面白いけど笑えない中国の話』
『笑えるほどたちが悪い韓国の話』
日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家) ➄河原敏明
生年月日: 1921年 (年齢 98歳)
出身: 北海道
出身大学:明治大学河原敏明
「皇室秘話」とされるエピソードを数多く発表している河原敏明さん。
自身の著書『皇太子の花嫁』は映画化もされており、数々の皇室に関しての著書も出版されています。


『美智子さまから雅子さまへ プリンセスへの道』
『天皇家三代の半世紀』
『雅子さまの愛と喜び』
『昭和天皇の妹君―謎につつまれた悲劇の皇女』
『昭和の皇室をゆるがせた女性たち』
『戦後60年、私が見てきた天皇家の愛と苦悩』
『愛と哀愁の「皇室」秘史』
『天皇家の隠し子 謎につつまれた悲劇の皇女』
日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家) ⑥神田秀一
生年月日:1935年 (年齢 84歳)
出身: 東京都
所属事務所: フリー
メディア出演歴:
・ニュースステーション(気象キャスター)
・サンデープロジェクト(コメンテーター)
元九州朝日放送アナウンサーの神田秀一さん。
アナウンサーを経て報道局へ異動後にBBC(英国放送協会)に出向をしており、1978年から宮内庁担当記者を務めています。
その後フリーで皇室ジャーナリストとして活動されており、テレビ出演も多い方です。
桜美林大学講師も兼任しており、大学ではマナーや言葉づかいなども専門に扱っている他「国民にとって皇室とは何か」などの講座も開かれています。
『心に響く皇室の所作』
『公共放送BBCの研究』
日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家) ➆渡辺みどり
生年月日: 1935年6月11日 (年齢 83歳)
出身: 東京都
出身大学:早稲田大学
所属事務所: フリー
日本テレビ出身で婦人ニュース、ワイドショー、木曜スペシャルなど報道情報系番組を担当していた渡辺みどりさん。
なんと皇后美智子様とのご縁が深く、こんなエピソードが語られています。
20歳のころ、読売新聞が主催する「はたちのねがい」という論文コンクールに投稿。
「私は落ちましたが、2位に入賞したのが美智子さまでした。しかも、賞金を都内の恵まれない子や大学に全額寄付された。そこまで考えている学生がいるのかと驚きました」
その後、渡邉氏は日本テレビに入社。2年後の婚約発表で、あの学生が美智子さまだったとすぐにわかったという。
「毎日のように、皇后さまのニュースを報じていました。私の運命でした」
週刊FLASH 2018年8月7日号引用
この体験が皇室ジャーナリストを志すきっかけになったそうです。
1959年4月10日の皇太子(今上天皇)成婚記念パレード中継や昭和天皇崩御特番でも総責任者を務めている経歴があります。


『天皇家の姫君たち』
『英国王室の女性学』
『皇后美智子さま 愛と喜びの御歌』
『美智子さまのお着物 写真集』
『大英帝国CEO エリザベス女王の原点』
『イギリス王室 愛と裏切りの真実』
日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家) ⑧近重幸哉
生年月日: 1961年 (年齢 57歳)
出身: 広島県
所属事務所: フリー
雑誌女性自身の記者をされていた近重幸哉さん。
グラビアページを担当した後皇室取材を受け持ったという異色の経歴があります。
今現在は皇室ジャーナリストとして天皇皇后両陛下室ご一家を取材しつづけられており、皇太子殿下と雅子妃殿下のご成婚や愛子内親王のご誕生も見守られています。
2017年の天皇皇后両陛下のベトナムご訪問にも同行されており天皇皇后両陛下室と深いつながりがあります。
テレビ露出の多い皇族ジャーナリストの一人です。
『天皇陛下と美智子さまの言葉 国民に寄り添った60年』
『生まれてきてくれてありがとう 愛子さまの二年間』
『明仁天皇の言葉』
皇室ジャーナリスト(皇室評論家)の仕事とは
皇室に特化した取材を行い発信するのが皇室ジャーナリストです。
新聞社や雑誌社などに所属しているわけではないので基本的にはフリーで活動されています。
雑誌社や新聞社に皇室に関してまとめた記事を寄稿したり、メディアに出演して皇室に関してコメントをしたりするのが具体的な仕事内容です。
私たちが普段皇室に関して得ている情報は、皇室ジャーナリストの方々がまとめた記事という事も多いんですよ。
皇室ジャーナリストは元テレビ局や出版社、宮内庁勤務など何らかのコネクションがある方がほとんどなのでより濃い情報を得て発信することができています。
皇室ジャーナリスト(皇室評論家)まとめ
最後のもう一度、日本の皇室ジャーナリスト(皇室評論家)の方をまとめます。
生前退位や新天皇誕生で最近何かと話題が多い皇室。
皇室ジャーナリスト(皇室評論家)の方がより鮮度の高い情報を届けてくれるので、是非これからの発信もチェックしていきたいですね!